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転職エージェントに登録するメリットとは(2)



 

転職エージェントに登録するメリットは多いが、具体的にどのようなものがあるかを知っておき、より転職エージェントを有効活用できる知識を身に付けておくとよいだろう。  

 

自身のキャリアとスキルを客観視できる


転職市場で自身のキャリアとスキルがどれだけニーズがあるのかを知ることはとても大切だ。敵を知り己を知れば百戦危うからずという孫子の故事は転職にもあてはまる。

勤めている企業内でとても高い評価であっても、そのキャリアとスキルは勤めている企業内だけで通じる特殊なものかもしれない。特に新卒一括採用が一般的な日本企業は、採用後に自社の仕事ややり方を覚えさせることが多い。

ちなみに私はアメリカで働いてことがあるが、基本的に相当特殊な業界や企業でもない限りは普遍的な仕事のやり方を職種単位で学習し、仕事に活かすというのが一般的だ。

あくまで企業単位の仕事ではなく、職種単位での仕事のやり方を標準化させておくことで流動的な転職市場に対応できるようになっていたアメリカの転職の歴史がある。

そういった意味では日本で職種ごとに標準化されている仕事と言えるのはITエンジニアがあてはまるだろう。彼らは自身の知識とスキルを高めるのに企業外のソースを利用していることが多いので、職種単位でのスキルの標準化がされやすい環境にある。

なので他の職種の場合にはまず自分のスキルセットは他の会社でも使える、ニーズのあるものなのかを知ることはとても大切だ。転職エージェントと相談する中で企業内の仕事の仕組みを覚えただけだったというものを把握し、他社でも使えるスキルを伸ばしたりセールスポイントにしたりするといった転職戦略が見えてくるだろう。

 

履歴書と職務経歴書の添削アドバイス


履歴書と職務経歴書が大切なのはあたりまえだが、問題はこれらをしっかりとまとめるには非常に手間がかかるということだ。

そして手間がかかる以上に「業界用語を使わず時系列に沿って説明する」というのは案外むずかしいものだ。業界ごとによく使うフレーズというものがあり、それらを履歴書と職務経歴書に使ってしまうと「この人はこちらにきちんと伝える気のない人なのだろうか」と勘違いされてしまうこともある。

さらに「相手に魅力的に見える文章」となるともうお手上げという人も多いだろう。だからこそ転職エージェントにアウトソースしてしまえば良いだろうと私は考えている。

彼らはこれまでの経験からその企業や業界毎に魅力的な、言ってしまえばウケる書き方というのをわかっている。転職活動の時間を効率的に使うためにも、転職エージェントに添削を依頼して魅力的な履歴書・職務経歴書に仕上げてもらおう。