転職エージェントスミス

POINT1世界トップの人材サービス企業「アデコ」

1957年にスイスで創業し、2015年現在では60を超える国と地域に5,000拠点を持つ巨大人材サービス企業だ。アデコ本社はスイス証券取引所で上場していて、2013年度の売上は約3兆円と人材サービス企業でダントツの売上高を誇る。

日本国内では売上は約1500億円程度とトップのリクルートの約5000億円と比べると後塵を拝しているが、北海道から沖縄までほとんどの都道府県に拠点を構えている大手の人材サービス企業だと言える。

世界でトップの人材サービス企業であるから、日本に進出しているような外資系企業のほとんどはアデコが提供するサービスを利用していると言っても過言ではない。外資系企業への転職を考えている求職者にとっては利用すべき転職エージェントだと言える。

POINT2多様な企業支援サービスを提供する総合力

アデコグループは人材派遣や転職支援だけではなく、企業の人的リソースに関わるサービスを幅広く提供している。テレマーケティングやコールセンター、採用代行や採用アウトソーシング、受付・インフォメーション業務運営など人材ソリューション分野を包括的にサポートしているのが特徴だ。

これらのような人的リソースの効率化のサービスはとくに大企業に求められるものだから、アデコは世界的にもそうだが日本でも各業界の大手と呼ばれる大企業に多くの顧客を持っている。大企業への転職を狙っている求職者は登録すべき転職エージェントのひとつだ。

POINT3求職者と企業を両方担当するシステムを採用

アデコの特徴として１人の担当者が求職者と企業人事部の両方とつながっている。普通は求職者担当と企業人事部担当に分かれて対応している。そのほうが営業効率が良いからだ。

アデコの場合はその効率を落としたとしても担当者が直接仕入れた企業の情報を元に、求職者へアドバイスをするほうが良いと判断してのことだろう。これは個人や小規模な転職エージェントであればしていることなのだが、大手になると対応する求職者と企業の桁が違うので難しいというのが本音だ。

これをいまだやり続けているアデコは人材紹介企業としての矜持を感じさせる、そんな制度だと私は思う。

これで説明は以上だ。
諸君らの転職に幸あらんことを。

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