転職エージェントスミス

POINT1パソナグループとしての幅広い人材ビジネス領域の強さ

パソナグループは日本国内のHRソリューション、つまり転職・派遣・紹介領域でのグループ企業が17社存在する。人材派遣の領域も医療から技術関連、マーケティング、営業と幅広く展開しているため、求人をするような企業は何らかのサービスでパソナを利用している確率が高い。

そのためグループ全体として企業の人事と密接に関わっている。だからだろう、人事部に他エージェントと比べて強いコネがあるのか他大手エージェントにない独占案件が多いのもパソナキャリアの特徴だ。

POINT2転職後の年収アップ率が「67.1%」

転職に求めるものは人それぞれだろうが年収は重要な項目の１つだ。その上でこの「67.1%」という数字をどう判断すれば良いのだろうか。私はこの数字とこれまで調査してきた転職者たちの声からパソナキャリアの「幅広い転職者をサポートする姿勢」が見えると考える。

転職エージェント会社は転職希望者の転職成功率を、希望者のこれまでの経歴や業種、年収、年齢からおおまかに見積もり、年収ダウンや転職が決まらなそうな希望者には書類審査の段階で落とすものだ。転職エージェント会社としては可能性の低い希望者は応募段階から足切りすることが会社の利益になると言えるだろう。

パソナキャリアは大手の転職エージェント会社の中でも希望者の足切りが少ない会社だ。調査時に話を聞いた何人かに、リクルートエージェントで足切りをくらったがパソナキャリアで転職を決めた者たちがいた。彼らの中で年収アップでの転職を決めたのは１人のみだったが、それぞれ希望職種、業界での転職が決まったということを一様に評価していた。

転職には年収アップももちろん大切だ。しかしキャリアアップにつながる転職、やりたい仕事につけることもまた転職後の満足度を上げる重要項目だ。パソナキャリアは転職希望者の年収アップだけではない幅広い希望に応えらえる姿勢を持っている。この「67.1%」にはそのような姿勢が垣間見られる数字だった。

以上で私からの報告は以上だ。諸君らの転職に幸あらんことを。