転職エージェントスミス

POINT1転職エージェントでは珍しい有料サービス

ビズリーチは有料サービスだ。月額約4000円ほどを転職希望者側が支払う仕組みとなっている。
これはビズリーチ自体が高年収層向けの転職エージェントサービスとして運営されているため、これくらいの月額費用を払えないような転職希望者はそもそも高年収を目指せる対象ではない、と登録段階で足切りをしているのだろう。

この仕組み自体は私はとても好感を持っている。事業としても毎月継続的に入金される売上が予測できることは良いことだ。しかし、それは現在のところビズリーチではうまくいっているとは私には思えないのだ。

私の調査ではビズリーチ利用者の評判を聞くと「継続するか迷ってる月末に大量に提案のメールが来る」「継続したけどほとんど放置された」「ビズリーチ以外の聞いたことのない転職エージェントからメールが来る」などがあった。

その中でも多かった「ビズリーチ以外の聞いたことのない転職エージェントからメールが来る」について次で話そう。

POINT2弱小エージェントから来るお誘いメール

ビズリーチはビズリーチ登録者にアプローチできる権利を他の転職エージェント企業に売買している。1件あたりの金額は言えないが、それなりに高いということはお伝えしておこう。

これはビズリーチがこっそりとしていることではなく、あくまでそういうサービスだと利用規約にも記載がある正当なものなのだがこれが厄介なのだ。

ビズリーチでアプローチの権利を購入するような中小転職エージェントというのは、つまり自分たちの能力やブランドでは見込みの高い転職希望者を集めることができないことを露呈していると言える。

そして1件あたりのアプローチに利用料を支払っているため、中小転職エージェントとしても少しでも諸君らの気を引こうと実際には受かる見込みのない好条件や企業の転職案件を提示してくることがある。

こういったある種強引なエージェントがビズリーチには存在しているため、私はあまりオススメすることができない。
そして正直な話をすると年収1000万円以上というような転職希望者のまわりには、転職エージェントを利用した者が多く存在するため、転職エージェントは紹介してもらうというのが一般的だったりするのだ。

だからこそ私はビズリーチを「高年収を目指したい人が集まる転職エージェントサービス」と定義する。まあ今のところはだがね。

以上で私からの報告は以上だ。諸君らの転職に幸あらんことを。