転職エージェントスミス

POINT1老舗でありながらいまだ成長途中の人材紹介会社

マイナビエージェントは、「マイナビ」「マイナビ転職」「マイナビバイト」など複数の人材系サイトを持つマイナビグループの転職エージェントだ。だがマイナビエージェントは業界ではリクルートエージェント、インテリジェンスの1位2位からは大きく差を付けられているのが現状だ。転職エージェント企業で４，５番手というところだろうか。

就活生の95%が登録するマイナビと比べると知名度低すぎる気もするが、この状況がマイナビの手厚いサポートにつながっているとしたら利用者にとってはメリットととも言える。

マイナビグループ全体では企業とのコネクションもしっかりと持っているので、独占求人案件などを持ってこれる力があるのと比例して、転職希望者も多くなっていくのが普通だ。

しかしリクルートエージェントでは1人のキャリアアドイザーで300人の転職希望者を担当するのに対し、マイナビエージェントでは1人につき100人と言われている。

もともとマイナビ自体がノルマに厳しくない会社という風土も関係しているのか、あまりにも少ないと言わざるをえまい。そしてその結果としてマイナビの特徴である「企業面接1社につき1回の準備面接」を行うようになっていったのだろう。

転職エージェントでは平均して2、３社の企業面接は受けるが、たいていは1社目の前に面接練習をして終わりになるところが多い。マイナビエージェントでは基本的に1社毎に面接での対策を練るために、担当との面談を設定している。

これは現状の実力のわりに登録者が少ない現状だからこそ維持できるサポート内容であると私には感じられる。2014年後半よりCM出稿数も増やしていることもあり、登録者も増加傾向にあるだろう。

現在の穴場的な状況は特に手厚いサポートが必要なはじめての転職希望者に推薦できる転職エージェントだと言える。

POINT2 IT、メーカー系企業の転職案件に強み

転職エージェントによって得意な業種はあるものだが、マイナビエージェントはIT・メーカー系企業の求人募集が全体の6割を占めている。

しかし職種についてはエンジニア求人に偏っているわけではなく、営業職やデザイナーなどバランスよく求人案件を抱えているので、希望転職先がIT/メーカー分野であれば登録をおすすめできる転職エージェントだ。


以上で私からの報告は以上だ。諸君らの転職に幸あらんことを。